屋根工法(ドーム工法)

●RC製屋根との比較

施工比較

建設費

  • 内部支保工(工事費の40~60%)が不要です。
  • 内面防食および外面防水(工事費の20%程度)が不要です。
  • タンク内外で組立て、クレーンやウインチで上架できるため、仮設費を抑えられます。

 

工期の比較

側壁支承部の構造

  • アルミニウム合金製屋根は非常に軽量で、側壁との接合がスライド支承であるため、RC製歩廊をタンク内側に張り出すことが可能です。そのため、アルミニウム合金製屋根の面積を小さくできます。
  • RC製歩廊の張出長は1.5m程度で側壁の内足場を使ってコンクリートの打設ができるため、RC製ドーム屋根で必要な内部支保工費用が軽減できます。
 

維持管理

在来工法のRC製ドーム屋根の場合、一般部のコンクリート厚さが10cmから15cm程度であり、鉄筋かぶりが十分に取れないため、水道水中の塩素に対して適切な防食が必要となります。防食塗装が無い場合には、コンクリート中の塩化物イオンが鉄筋の発生濃度に達すると、鉄筋の発錆、コンクリートの爆裂等が起こります。RC製ドーム屋根の塗装メンテナンス時には、建設時の屋根工事費の70~80%程度の補修費用が発生します。アルミニウム合金製屋根は、基本的にメンテナンスフリーであるため、ライフサイクルコストで非常に有利な工法です。

 

 

アルミニウム合金製屋根

アルミニウム合金製屋根工法協会
事務局

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